業務内容
Services

Serviceについて

TCE(Toyo Civil Engineering Corporation)は、株式会社東洋技術設計事務所のベトナム現地法人として、日本で培われた高度な土木設計技術を基盤に、インフラ設計分野で幅広い業務を展開しています。
特に、鉄道・道路関連の構造物設計において豊富な実績と技術力を有し、日本国内の設計基準に準拠した高品質な成果品を提供しています。
主な業務分野としては、鉄道施設の調査・計画・設計をはじめ、RC構造物、鋼構造物、PC構造物(PRC含む)、合成構造物、基礎構造物、土構造物、地下・トンネル構造物など、各種土木構造物の詳細設計を行っています。
また、エレベーター・エスカレーター・ホームドア等のバリアフリー構造物の設計にも対応し、誰もが利用しやすい公共交通環境の整備に貢献しています。
TCEでは、日本での設計研修を受けた技術者が多数在籍し、日本語・英語・ベトナム語での業務対応が可能です。高精度なBIMモデルの作成にも取り組んでおり、今後の国際プロジェクトやデジタル設計への対応にも柔軟な姿勢を持って取り組んでいます。
信頼される技術パートナーとして、お客様の多様なニーズに的確に応えるべく、確かな技術力と品質管理体制のもと、質の高い設計サービスをご提供いたします。

【設計業務(土木)】

TCEでは、鉄道・道路分野を中心に、構造物の調査・計画・設計まで一貫して対応しています。私たちの強みは、日本の設計基準を深く理解し、豊富な設計経験をもつエンジニアが、高品質かつ信頼性の高い成果品をご提供できる点にあります。
鉄道施設や道路施設における各種構造物の設計では、鉄筋コンクリート構造(ラーメン高架橋、橋脚、橋台など)、鋼構造(ペデストリアンデッキ、こ線橋、歩道橋など)、PC構造、合成構造といった幅広い形式に対応可能です。 また、地下ボックスやU型擁壁、土留擁壁などの抗土圧構造物、盛土補強・地盤改良などの土構造物設計も行っており、現場条件や用途に応じて最適な設計を提供しています。耐震設計や耐震補強設計にも対応しており、既設構造物の安全性確保や長寿命化に貢献しています。
さらに、近年の社会的ニーズに応えるべく、バリアフリー施設の設置に関する調査・計画・設計にも注力。公共施設などにおいて、エレベーターやエスカレーター、スロープの新設・改修に伴う構造設計や、既存構造物の補強設計・安全性の照査を行っています。利用者目線に立った最適なバリアフリー環境の実現をサポートします。
こうした幅広い構造形式・用途に対応する柔軟な設計力と、日本品質の精度・信頼性を両立する体制により、TCEはお客様の多様なニーズに確実に応える設計パートナーとしてご活用いただけます。

【BIM】

TCEでは、鉄道・道路構造物の設計においてBIMを活用し、業務の効率化と品質の向上を実現しています。設計段階では、3Dモデルによる構造物の可視化とシミュレーションにより、干渉や課題を早期に発見・解決。完成形を視覚的に把握できることで、お客様や関係者との合意形成もスムーズに進めることができます。
さらに、施工段階では、設計情報をBIMモデルに集約・共有することで、関係各所との連携を強化。現場との情報共有が正確かつ迅速になり、施工ミスの防止や工程管理の効率化に寄与します。
私たちは、お客様にとって「見える安心」と「確かな品質」を提供しています。今後も、より高度なBIM活用を通じて、付加価値の高いインフラ設計を追求してまいります。